その学科を選んだ理由は？

「なぜその学科を選んだのか。」
芸大・美大志望の生徒たちの意見を、ほんの一例に過ぎませんが紹介してみたいと思います。

生徒一人一人に様々な理由があります。
最後は自分の気持ちに素直に従ってみてはいかがでしょうか。

まずはファイン系学科から。（ファイン系、デザイン系の違いに関しては「デザイン系とファイン系」を参照してください。）

―日本画科―
「とにかく絵を描きたい。絵を描く事を仕事にしたい。」
「日本画科の受験対策の絵が魅力的だったから。」

―彫刻科―
「とにかく、立体物に興味がある。大きなものも作ってみたい。」
「絵じゃないかな、と思った。ものづくりの方に興味があった。」

―油画科―
「油絵が好き。絵といえば油絵。」
「学校の先生になるためには、油絵くらい描けなければまずいのでは・・・。」
「油画科は自由。絵だけではなく、入ってから色々とやってみたいから。」

等など・・・。
ファイン系学科は「とにかく制作をしたい」人たちが集まっています。
「何かを描きたい」「作りたい」という人はこの中から選ぶとよいかもしれません。

続いてデザイン系、その他の科です。

―デザイン科―
「就職したいから。」（注意！！デザイン科以外だって就職できます！デザイン科は就職に直結しやすいのは確かです。）
「○○デザイナーになりたいから。」

―工芸科―
「自分の手で物作りがしたい。」
「陶芸がやりたい。」（染色、漆、アクセサリー制作なども入ります）

―建築科―
「建築物のデザイナーになりたい。」
「将来自分の家を設計したい。」

―映像科―
「映像技術に興味がある。」
「アニメーションが好き。」

―先端芸術表現学科―
「とにかく、新しい何かを作り出したい。」
「絵や彫刻をやりたいわけではないけど、何かしらの表現がしたい。」
等。

理由は本当に様々です。
一言で美術といっても色々な表現方法があり、それぞれの進路にその人なりの理由があるということです。