美大受験を決心したら?

169ac5aea2e0b653a94298f28572df4c_s日本の美術大学では、入学時にそれ相応の基礎力が求められます
では美術大学に入学するためには、何をどのように勉強すれば良いのでしょうか?

美大受験を決心した!という段階に来た時、保護者の方から「全くの素人なのですが大丈夫でしょうか?」とよく質問を受けます。
美大を受験するにあたり、そういった類の不安や疑問を持つのは当然だと思います。

ですが、大丈夫です。

幼い頃から専門的な指導を受けていて、さらに美術史や技法に精通していて・・・なんてマニアックな生徒はほとんどいません。
ほとんどの人が「全くの素人」からのスタートです。
こういったことも美大受験に関する勘違いの一つだと思います。

また、「うちの子に才能があるのか不安で…」とおっしゃる保護者の方もいます。
はっきり言って、受験の段階で才能はあまり関係ありません。

もちろん、最初から上手な子もいます。
しかし、絵も勉強と同じです。
基礎があり、応用があり、上達するための理論や方法があります。

合否を決めるのは真面目に毎日練習し、向上するための努力をするかどうかです。

受験を決めたらまずは、「始めてみる事」が大事なのです。
ただ、何からはじめていいのかわからない。
そこで専門の教育機関である美術予備校・研究所の出番です。

美術予備校・研究所では様々な基礎を学ぶことが出来ます。

まずどの学科を受験するにしても、鉛筆や木炭を使ったデッサンをします。
大学入学後は各々の学科で色々な表現をしていきますが、入学試験で必要になってくるのは絵の基礎や基本だからです。

ですから予備校などでは鉛筆の削り方や持ち方から指導されます。
また、受験をする学科に合わせて様々な材料や道具を使い、絵具を用いた着彩や、粘土を用いた立体などを行います。

受験する学科ごとに練習する内容が大分異なるので、自分が行きたいと思う大学や学科はなるべく早めに決定しなければなりません。

 どの予備校・研究所も無料で体験講座を開講していますので、まずは家から一番近いところに行ってみて情報収集をしましょう。

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