どの科に行こうか…その2

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どの科に行こうか…その1」では日本画科、彫刻科、油画科での様子を説明してきました。
ここではその他の科についてお話ししたいと思います。

―デザイン科―「オールラウンダー!ユーティリティープレイヤー!」
デザイン科に求められるのは絵でも立体でも勉強でも何でもこなせる万能さです。

企業の要望に合わせて何でも作ることができるような・・・。
世渡り上手で器用なタイプが向いているかもしれません。
企業に入って仕事をしていく人がほとんどですから、周囲との調和、コミュニケーション能力も重要。

そして、デザイン科の友はパソコンです。

―工芸科―「手で作りたい!」
自分の技術力が物を言う世界です。

手先が器用で没頭できる子が向いていると思います。
立体物を作りますので、もともと粘土を使ったものづくりが好きだったりするとより良いかも知れません。

また、工芸作品は工程や手順がきっちりと決まっています。
そういった枠にはまりながら、それでいて自由な発想ができる人が良いでしょう。

―建築科―「建築物をつくりたい!」
美大にある建築科は、一般大学の工学部にあるものに比べてデザイン性が高いと考えて良いです。

もちろん、建築物を建てるには基礎知識や理論が必要になるので、勉強が得意でないといけません。
美大では、建築模型をたくさん作ります。

―映像科―「PV(プロモーションビデオ)、アニメーション、映画」
TVやパソコンで日々目にしているであろう動画。
それを自分で撮って、編集して・・・という制作スタイルになっていきます。

憧れている映像作家がいる人も多いです。

撮影が終わればひたすら家でパソコンと向き合うので、パソコンの作業が得意な人が多いです。

―先端芸術表現科―「何か新しいおもしろいことがやってみたい」
ここには自分だけの売り、強みを持っている人たちが集まってきます。

美術以外の分野で才能を発揮している人も多いです。
そういった人たちだからこそ生み出せる新しい表現方法を模索しているのです。

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