進みたい進路と進める進路

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進みたい道だけを選択し続けた結果、壁にぶつかり行き詰ってしまうことがあると思います。

誰もがスムーズに先に進めるわけではありません。
迷い苦しみ悩みながら、自分の進路を模索していくものだと思います。

何度でも繰り返し言います。
美大受験において才能は関係ありません。
一番重要なことは高い目標を掲げて努力し続けることです。

受験の時に一度でも諦めると、その後様々な場面で諦め続けることになります。
いつかはその「諦めのループ」から抜け出さなければならないのです。

私が生徒により高い目標を提示した際、多くの生徒はこう言います。
「わたしなんて・・・」「無理です」「(笑)」「でも、」「だって・・・」等。
何も知ろうとせず、初めから諦めているのです。

「知らなかった」ではもったいないのです。
大学の資料だけでは対外的に向けた魅力的な情報しか載っていません。

一度だけの訪問で進学先を決めてしまい、実際に学生生活が始まってみたら随分と印象が違ったと言って受験をやり直す予備校生も中にはいるのです。
苦労して受験を突破したのに、それでは勿体ないと思いませんか?

ですから必ず自分自身で感じて各大学の特徴を知ってください。
そのために何度も知りたいと思う学校を訪問してみましょう。
その上で自分に合った行きたいと思う場所を見つけて欲しいのです。

それが人気のある学校で倍率が高く、入学が困難かもしれません。
逆に、倍率が低く入りやすいかもしれません。

「倍率が高い」=「自分にとって最高の進路」というわけではありません。
倍率や難易度を気にするのではなく、純粋に一番行きたいと思える進路を選んでください。

残念なことに「進みたい進路」ではなく「進める進路」を選択してしまっている生徒は本当に多いのです。

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