「行きたい」を見つける

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「美術学校」といっても、国公立、私立、専門学校・・・と美術を専門に勉強できる教育機関は数多く存在します。
入学試験にほんの少しだけ実技の試験が含まれているところを含めると、工学部の方まで広がります。

志望の学科が決まった後は、どこの大学を受験するのかを決めていかなければなりません。

大学によってそれぞれ傾向と対策が異なりますので、「美大ならどこでも」というわけにはいかないのです。

冒頭に記載した通り、美術を専門に勉強できるところはたくさんあります。
しかし、一般的に美術大学は「美大に入るための努力」をしなくてはなりません。
言い換えると、専門学校や美術を勉強できる学部・学科を設置した大学は入りやすいです。
(そういった教育機関を否定しているわけではありません。)

多くの人が、なるべく楽に入ることのできる学校に行きたいと思うのではないでしょうか。
ですが、誰もが簡単に入ることのできる学校を選ぶことは自分の将来にとって良いことなのか考えてみてください。

これまで私は数多くの生徒たちを見てきました。

「入りたい大学」に進学した生徒と「入れる大学・専門学校」に進学した生徒。
比較した場合、希望する職に就いているのは圧倒的に「入りたい大学」に進学した生徒です。

100%そうだとは言いません。
もちろん、入学後の努力によって自分の未来を切り開いた生徒もいます。

ただ、割合で考えた時に「入りたい大学」に進学した生徒の方が多くの場で活躍しているのです。

生徒にとって魅力ある大学はもちろん倍率が高くなります。
ただ、それだけで諦めてほしくないのです。
そこで受験する前から「行ける大学」に進路を変更してしまうことは、その後の人生を大きく変えてしまうかもしれません。

ですから「行けるところ」を探すのではなく「行きたいところ」をぜひ探してみてください。

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