美大に足を運んでみよう!

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美術大学の説明を中心に話を進めてきましたが、文章を読むだけでは正直わからない事だらけですよね。

そこで、実際に美大に足を運んでみませんか?
とは言っても、なかなか馴染みのない敷地に足を踏み入れるのは勇気のいることだと思います。

ですが美術大学にも一般に開かれている機会が年に何度かあります。
そういった機会を狙って、ぜひ美大を自分の目で見てみましょう。

まずはオープンキャンパスです。
オープンキャンパスは、大学側が開催する説明会みたいなもので基本的にはその大学内で行われます。
高校生の休みに合わせて夏頃に開催されるパターンが多いですね。
地方の大学は東京で説明会を開いたりすることもあります。
教授と実際に話が出来たり、興味のある科の説明を聞けたりもする、非常に良い機会です。
生徒たちの間では「オーキャン」なんて略されています。

次に芸術祭です。
美大生の間では「ゲーサイ」と呼ばれているものもあります。
一般大学で言うところの文化祭にあたるものです。
毎年開かれていて、誰でも気軽に大学内に入ることができます。
多くの大学では生徒達の作品を同時に展示してるので、各科の生徒達がどのような作品を作っているのかを実際に見ることができます。
芸術祭は秋頃に行われることが多いです。

最後に、卒業制作展です。
こちらは「ソツセイ」と呼ばれています。
美術大学では、大学の卒業時に論文ではなく作品を制作します(一般の大学同様、論文を書くところもあります)。
卒業時の作品を見ることは、自分の行きたい学科を決める上で重要な指針になると思いますから必ず見に行きましょう。

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