全員がデザイナー?

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美大生が卒業後に美術を仕事にしていくとなると、大体の人が「○○デザイナー」と呼ばれるものになります。

一つのデザインを決めるために(代表の名前はあるものの)大勢のデザイナーが関わります。
「美術系の仕事」とは、基本的に「デザインの仕事」と考えて良いかもしれません。

その他の仕事としては、博物館や美術館で働く「学芸員」、「美術教師」、過去の作品を修復する「修復師」などがあります。
もちろん、みなさんが想像するような「絵描き」や「彫刻家」など、アルバイトをしながらでも作品を売って生計を立てていこうとするものもいます。

ただし、文学部の卒業生全員が小説家や文筆家になるわけではないのと同様に、美大を卒業したからと言って美術に関わる仕事だけに就いているかといえばそうではありません。
総合職に就く者もいれば、地方公務員、美容師、お坊さん、和菓子職人、パン屋、SE、ヨガ講師・・・など、私が知る限りでも様々な職業に就いている者がいます。

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