美大生を目指すのはどんな人?

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美大を目指す人は当たり前かもしれませんが、ほぼ全員が「絵を描くこと」や「ものづくり」が好きです。

ただし、全員がそれを得意としてきたわけではありません。

数名の友人に「絵は得意だった?」と聞いてみたところ、
「得意かぁ・・・。得意っていうよりも好きだったかなぁ」
という回答が一番多かったです。
これは多くの美大生に当てはまることだと思います。

これもまた多くの偏見がある部分なのですが、美大には幼い頃から絵が得意で、様々な展覧会で賞を取り、誰が見ても絵が上手な人達ばかりが集まっている、というわけではありません。
「もともと絵なんか描いていませんでした」という人達もかなりいます。

私の場合も、中・高校時代の美術の成績が毎回「5」だったわけではありません。
周りに自分よりも上手な子は沢山いました。
美術の道に進もうと考えたのも、実を言うと高校を卒業する頃でした。
それまでは部活動でスポーツをしていましたから、普通の高校生と変わりなく毎日を過ごしていたと思います。

もちろん、昔から絵が得意で様々な賞にいつも入選し、小学生から美大に憧れていた!なんて人もいます。
でも、そういった人は少数かもしれません。

保護者の方から「本格的に絵を描いたことはないのですが、それでも大丈夫でしょうか・・・」という類の質問をよく受けますが、「好き」ならば大丈夫でしょう。

本当に自分は「絵」や「ものづくり」がすきかどうか。
それが一番初めの判断基準なのではないでしょうか。

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